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XジェンダーがGID診断を受けようと思う時。

2013年に発表された、DSM(精神障害の診断と統計マニュアル)第5版では、以前の性同一性障害 (gender identity disorder) の診断名が性別違和 (gender dysphoria) に変更された。

現代の日本においては、性同一性障害の中核群もしくは周辺群にも該当せず、治療も望まないが、自身の性別に対して多少の違和感を覚えている患者が

、医師に対して診断書を要求した場合、記される病名です。

この中にXジェンダーの方も含まれるという事で診断を求める人も多いと予想されます。

なぜならば私もそのうちの一人なのです。

私は性別違和を抱えています。表面的に見えない分、隠し続けてこれました。

10代の頃の私は自分は異常だという意識があり、常に罪の意識がありました。

 

「自分は20歳まで生きれない」という原因不明の感覚がいつもありました。あの頃はいつも自問自答していました。

私は体は健康だし、何も悩みが無い。何故だろう長生きできる気がしない。決して悲観的では無かったのです。

でも、身体と心が離れている変な感覚が常にありました。

ついに耐え切れなくなり30代の頃、友達に初めて相談しました。

「環境のせいだよ。小さい頃、男の子のように育てられたからじゃない?」

そう、私も環境のせいだと思ったから、結婚もしたし出産をしてこれで安心だと思っていました。

私はもう気のせいだからとか、考え方の違いだからと散々自分に言い聞かせて散々試してきた。

でも、これ以上考えてもはっきりしないこのモヤモヤ感は無くならないのです。

ある時バイセクシャルと言う言葉を知り、私は一旦、それを引き受けました。

その期間10年はとても楽でした。やっと落ち着ける場所にたどり着いたと思っていました。

でも、やはり、自分は何か違うんだと思う日がくるのです。

何度蓋をしても、自分ではコントロール出来ない何かがある。それは一体何なのか。

性指向の意味は分かっていたが性自認が一体何か知ったのはXジェンダーを知ったからです。

長年の違和感は、性別違和なんだとわかり、自分の症状を紐解くかのように。

自分と向き合う日々が始まりました。

長年、付き纏っていた問題は明らかになるほど、ショックが大きかったです。

安心と同時に、これはともても厄介な事なんだと。でも原因が分かった。これは初めの一歩です。

 

GID診断を受けてみようと決心したのはつい最近です。Xジェンダーという言葉を知り自分が何者か分かったのです。

診断は何の意味があるのか?と疑問を抱く人は多いのでは無いのでしょうか。

診断をされても、何も変わらないのは分かっています。適合手術をする為の診断を受ける為でもありません。

これからしなくちゃいけないのは

「この体と心を一致させる方法を考える事です。」

カウンセリングが必要と考えています。

色々相談に乗ってくれる友達もいます。しかしもう迷惑はかけられない。

私は半分自分を置き去りにした気がします。医療の力を借りて自分で何とかしたいと思うのです。

今度こそ、自分を助けようと思ったのです。

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