幼少期の頃
姉妹で生まれた私は、男の子が欲しかった父親から、車や、ブリキのおもちゃを与えられていました。与えられたのが最初なのか、欲しがったのかは分かりませんが、私は動くものに興味があり、男の子が持つおもちゃを沢山持っていました。
「あおいろが欲しがるからだ‥‥。」と父親が母親に何やら、言い訳の様な事を言ってたのを思い出します。競馬のブリキのおもちゃです。 後で分かったのですが、父親は競馬好きな人でした。(自分が欲しかったのかも)
セクシュアルマイノリティー(セクマイ)のFtと自称している人には、こうして「男の子が好きなおもちゃで遊んでいた。」と耳にします。
それが自分の性自認を惑わす要因の一つで、「自分は男?」などど繋がってしまう人も多いと思うのです。
女の子はこれが好き、男の子はこれが好き。
その人が何が好きじゃなく、男女の性別で、常識が決まっている。
大雑把な抽象的な…でも根が深い。
女の子だって車が好き、男の子だってかわいいものが好き。
好きなものを好きと言える時代であって欲しいと思うのです。
ジェンダー(性別)に関係無く。